新しいティッシュを開けると長男がやってきて「それちょうだい!」という。それとはティッシュ箱のふたのことだ。
ゴミ
でも子どもたちにとってはお宝
弟と取り合いをしているところに「もう〜買物行くよ〜」と声を掛けると「ちょっと待って。準備するから」という。
3歳は自分で準備もしたがる時期。
なので息子の自主性を育んでいきたい…
そう思って待ちます。

〜3分後〜
「おまたせー行こー」と言う長男を見てみると紙皿でつくった帽子を被り、今一番大切なティッシュ箱のふたを握りしめていた。「えー…その格好でいくの?」と聞くと「そうだけど?(威圧)」との返事。「ういーわっかりましたー」と返事する私。
無駄な抵抗はしない。
近所で買物するだけだしここは言いなりになっておきましょう。
100均で買物をし、荷物を持つと言い張る息子に荷物を持ってもらう。店員さんは「外にまでこんなん被ってくるか普通?」と思っているかもしれない。
好きにしてくれていいのではやく帰りたい。

しかし
信号待ち中何やらゴソゴソと買物袋を漁る息子。
何をしてるのかと思えば…

100均で購入した
天ぷら敷紙を取り出し
「ママ、これ(天ぷら敷紙)100均で買ってくれてありがと!」や「あと、これ(ティッシュ箱のふた)もめぇ太にくれてありがと!」とお礼を言いだした。
なぜかここで天ぷら敷紙とティッシュ箱のふたに対する感謝の言葉を述べだす…!!

やめてー!!!
かわいそうで健気な子を自ら演出するのやめてー!
(ちなみに天ぷら敷紙は普通にキッチン用品として購入したもの)
ニコニコする息子に対し「違うんです、違うんですぅ!」と心の中で叫ぶ私。周りにいた人は「なんて不憫な子…」と思っているのかもしれない。
実際はペコリと頭まで下げてて余計に「おもちゃを買ってもらえずゴミやキッチン用品で喜ぶかわいそうな子」感が出てました。