それは雪が降る日のことだった。買い物に行こうとしていた私は道である人を見つけた。
モデルルームの看板を持つ人。こんな雪の日のこの仕事は何かのお仕置きかと思うほどひどい。
でも好きでやってる可能性もあるよなぁと思いながら通りすがりにチラッと見てみると…
フードの口を限界まで閉め、激しく貧乏ゆすりをしている様子が見て取れた。好きでやってるわけではなさそうだ。むしろ今すぐにでも帰りたそう。
雇用主に言ってやりたい。こんな雪の日にはこの仕事を切り上げてあげなよと。もし私の身内がこんな仕打ちを受けたら私は黙ってないよ…と考えたところで私はハッとした。
身内と仕打ち…語呂が似ている…!
その後スーパーに着いた私は足早に買い物を済ませた。
そしてさっきの人のところに戻るとまだあの人はいた。貧乏ゆすりのリズムがドンドコドンドドンドンドドン!とクラッシュバンディクーが復活した時のリズムになっている。
そして私はできたてほやほやのラップを熱唱した。心の中で。雇用主に物申す歌。yo!yo!雇用主yo!もしも身内にこんな仕打ちしたらたちまち俺は腹立ちお前をリンチ&耳打ち「覚悟しろ今日がお前の命日」ズンチャズンズンチャ。
歌い終え放心する私。
じゃ…引き続き頑張りな…!と夢中で頑張る人に勝手にラップとエールを送り満足したななせであった。

夢中で頑張る人に送りたいもの第一位はそう

もちろん、エール!
ですよね。


(二位は自作のラップ)


ついつい知らない人にも送りつけちゃいますよね。


ありがとうございました!